此後ダビデの子アブサロムにタマルと名くる美しき妹ありしがダビデの子アムノンこれを戀ひたり
And it came to pass after this, that Absalom the son of David had a fair sister, whose name was Tamar; and Amnon the son of David loved her.
A. M. 2972. B.C. 1032. Absalom
〔サムエル後書3章2節〕2 ヘブロンにてダビデに
男子等生る
其首出の
子はアムノンといひてヱズレル
人アヒノアムより
生る
〔サムエル後書3章3節〕3 其次はギレアブといひてカルメル
人ナバルの
妻なりしアビガルより
生る
第三はアブサロムといひてゲシユルの
王タルマイの
女子マアカの
子なり
〔歴代志略上3章2節〕2 その三はアブサロムといひてゲシユルの
王タルマイの
女マアカの
生る
子其四はアドニヤといひてハギテの
生る
子なり
Absalom
〔サムエル後書3章2節〕2 ヘブロンにてダビデに
男子等生る
其首出の
子はアムノンといひてヱズレル
人アヒノアムより
生る
〔サムエル後書3章3節〕3 其次はギレアブといひてカルメル
人ナバルの
妻なりしアビガルより
生る
第三はアブサロムといひてゲシユルの
王タルマイの
女子マアカの
子なり
〔歴代志略上3章2節〕2 その三はアブサロムといひてゲシユルの
王タルマイの
女マアカの
生る
子其四はアドニヤといひてハギテの
生る
子なり
Tamar
〔サムエル後書14章27節〕27 アブサロムに三
人の
男子と
一人のタマルといふ
女子生れたりタマルは
美女なり
〔歴代志略上3章9節〕9 是みなダビデの
子なり
此外にまた
妾等の
生る
子等あり
彼らの
姉妹にタマルといふ
者あり
a fair sister
〔創世記6章2節〕2 神の
子等人の
女子の
美しきを
見て
其好む
所󠄃の
者を
取て
妻となせり
〔創世記39章6節〕6 彼その
有る
物をことごとくヨセフの
手にゆだねその
食󠄃ふパンの
外は
何もかへりみざりき
夫ヨセフは
容貌麗しくして
顏美しかりき
〔創世記39章7節〕7 これらの
事の
後その
主人の
妻ヨセフに
目をつけて
我と
寢よといふ
〔サムエル後書11章2節〕2 爰に
夕暮にダビデ
其床より
興きいでて
王の
家の
屋蓋のうへに
步みしが
屋蓋より
一人の
婦󠄃人の
體をあらふを
見たり
其婦󠄃は
觀るに
甚だ
美し
〔箴言6章25節〕25 その
艶美を
心に
戀ふことなかれ その
眼瞼に
捕へらるること
勿れ
〔箴言31章30節〕30 艶麗はいつはりなり
美色は
呼吸のごとし
惟ヱホバを
畏るる
女は
譽られん
loved her
〔創世記29章18節〕18 ヤコブ、ラケルを
愛したれば
言ふ
我汝の
季女ラケルのために七
年汝に
事ん
〔創世記29章20節〕20 ヤコブ七
年の
間ラケルのために
勤たりしが
彼を
愛するが
爲に
此を
數日の
如く
見做り
〔創世記34章3節〕3 而してその
心ふかくヤコブの
女デナを
戀ひて
彼此女を
愛しこの
女の
心をいひなだむ
〔サムエル後書13章15節〕15 遂󠄅にアムノン
甚だ
深くタマルを
惡むにいたる
其かれを
惡む
所󠄃の
惡みはかれを
戀ひたるところの
戀よりも
大なり
即ちアムノンかれにいひけるは
起󠄃て
徃けよ
〔列王紀略上11章1節〕1 ソロモン
王パロの
女の
外に
多の
外國の
婦󠄃を
寵愛せり
即ちモアブ
人アンモニ
人エドミ
人シドン
人ヘテ
人の
婦󠄃を
寵愛せり
アムノン心を苦しめて遂󠄅に其姉妹タマルのためにわづらへり其はタマルは處女なりければアムノンかれに何事をも爲しがたしと思ひたればなり
And Amnon was so vexed, that he fell sick for his sister Tamar; for she was a virgin; and Amnon thought it hard for him to do any thing to her.
Amnon, etc.
無し
vexed
〔列王紀略上21章4節〕4 アハブはヱズレル
人ナボテの
己に
言し
言のために
憂ひ
且怒りて
其家に
入ぬ
其は
彼わが
父󠄃祖の
產業を
爾に
與へじと
言たればなりアハブ
床に
臥し
其面を
轉けて
食󠄃をなさざりき
〔雅歌5章8節〕8 ヱルサレムの
女子等よ
我なんぢらにかたく
請󠄃ふ もしわが
愛する
者にあはば
汝ら
何とこれにつぐべきや
我愛によりて
疾わづらふと
吿よ
〔コリント後書7章10節〕10 それ
神にしたがふ
憂は、
悔なきの
救を
得るの
悔改を
生じ、
世の
憂は
死を
生ず。
然るにアムノンに一人の朋友ありダビデの兄弟シメアの子にして其名をヨナダブといふヨナダブに甚だ有智き人なり
But Amnon had a friend, whose name was Jonadab, the son of Shimeah David's brother: and Jonadab was a very subtil man.
Shimeah
〔創世記3章1節〕1 ヱホバ
神の
造󠄃りたまひし
野の
生物の
中に
蛇最も
狡猾し
蛇婦󠄃に
言ひけるは
神眞に
汝等園の
諸の
樹の
果は
食󠄃ふべからずと
言たまひしや
〔サムエル後書13章32節〕32 ダビデの
兄弟シメアの
子ヨナダブ
答へていひけるは
吾主よ
王の
御子等なる
少年を
皆殺したりと
思たまふなかれアムノン
獨り
死るのみ
彼がアブサロムの
妹タマルを
辱かしめたる
日よりアブサロム
此事をさだめおきたるなり
〔サムエル後書14章2節〕2 ヨアブ
乃ちテコアに
人を
遣󠄃りて
彼處より
一人の
哲婦󠄃を
呼きたらしめて
其婦󠄃にいひけるは
請󠄃ふ
汝喪にある
眞似して
喪の
服󠄃を
着油を
身にぬらず
死者のために
久しく
哀しめる
婦󠄃のごとく
爲りて
〔サムエル後書14章19節〕19 王いひけるは
比すべての
事においてはヨアブの
手爾とともにあるや
婦󠄃答へていひけるは
爾の
靈魂は
活く
王わが
主よ
凡て
王わが
主の
言たまひしところは
右にも
左にもまがらず
皆に
爾の
僕ヨアブ
我に
命じ
是等の
言を
悉く
仕女の
口に
授けたり
〔サムエル後書14章20節〕20 其事の
見ゆるとこるを
變んとて
爾の
僕ヨアブ
此事をなしたるなり
然どわが
主は
神の
使の
智慧󠄄のごとく
智慧󠄄ありて
地にある
事を
悉く
知たまふと
〔エレミヤ記4章22節〕22 それ
我民は
愚にして
我を
識らず
拙き
子等にして
曉ることなし
彼らは
惡を
行ふに
智けれども
善を
行ふことを
知ず
〔コリント前書3章19節〕19 そは
此の
世の
智慧󠄄は
神の
前󠄃に
愚なればなり。
錄して『
彼は
智者をその
惡巧によりて
捕へ
給ふ』
〔ヤコブ書3章15節〕15 斯る
智慧󠄄は
上より
下るにあらず、
地に
屬し、
情󠄃慾に
屬し、
惡鬼に
屬するものなり。
a friend
〔創世記38章1節〕1 當時ユダ
兄弟をはなれて
下りアドラム
人名はヒラといふ
者の
近󠄃邊に
天幕をはりしが
〔創世記38章20節〕20 かくてユダ
婦󠄃の
手より
質をとらんとてその
友アドラム
人の
手に
托して
山羊の
羔をおくりけるが
彼婦󠄃を
見ざれば
〔士師記14章20節〕20 サムソンの
妻はサムソンの
友となり
居たるその
伴󠄃侶の
妻となりぬ
〔エステル書5章10節〕10 されどもハマン
耐忍󠄄びて
家にかへりその
朋友等および
妻ゼレシをまねき
來らしめ
〔エステル書5章14節〕14 時にその
妻ゼレシとその
一切の
朋友かれに
言けるは
請󠄃ふ
高五十キユビトの
木を
立しめ
明日の
朝󠄃モルデカイをその
上に
懸んことを
王に
奏せ
而して
王とともに
樂しみてその
酒宴におもむけとハマンこの
事を
善としてその
木を
立しめたり
〔エステル書6章13節〕13 しかしてハマンおのが
遇󠄃る
事をことごとくその
妻ゼレシとその
朋友等に
吿げるにその
智者等およびその
妻ゼレシかれに
言けるは
彼のモルデカイすなはちなんぢがその
前󠄃に
敗れはじめたる
者もしユダヤ
人ならば
汝これに
勝󠄃ことを
得じ
必らずその
前󠄃にやぶれんと
〔箴言19章6節〕6 君に
媚る
者はおほし
凡そ
人は
贈物を
與ふる
者の
友となるなり
彼アムノンにいひけるは汝王の子なんぞ日に日に斯く痩ゆくや汝我に吿ざるやアムノン彼にいひけるは我わが兄弟アブサロムの妹タマルを戀ふ
And he said unto him, Why art thou, being the king's son, lean from day to day? wilt thou not tell me? And Amnon said unto him, I love Tamar, my brother Absalom's sister.
I love
〔イザヤ書3章9節〕9 かれらの
面色はその
惡きことの
證をなし ソドムのごとくその
罪をあらはして
隱すことをせざるなり かれらの
靈魂はわざはひなるかな
自らその
惡の
報をとれり
〔エレミヤ記8章12節〕12 彼ら
憎むべき
事をなして
恥辱らる
然れど
毫も
恥ずまた
恥を
知らずこの
故に
彼らは
仆るる
者と
偕に
仆れんわが
彼らを
罰するときかれら
躓くべしとヱホバいひたまふ
〔ミカ書7章3節〕3 兩手は
惡を
善なすに
急󠄃がし
牧伯は
要󠄃求め
裁判󠄄人は
賄賂を
取り
力ある
人はその
心の
惡き
望󠄇を
言あらはし
斯共にその
惡をあざなひ
合す
Why art
〔列王紀略上21章7節〕7 其妻イゼベル
彼に
言けるは
爾今イスラエルの
國を
治むることを
爲すや
興て
食󠄃を
爲し
爾の
心を
樂ましめよ
我ヱズレル
人ナボテの
葡萄園を
爾に
與へんと
〔エステル書5章13節〕13 然れどユダヤ
人モルデカイが
王の
門に
坐しをるを
見る
間は
是らの
事も
快樂からず
〔エステル書5章14節〕14 時にその
妻ゼレシとその
一切の
朋友かれに
言けるは
請󠄃ふ
高五十キユビトの
木を
立しめ
明日の
朝󠄃モルデカイをその
上に
懸んことを
王に
奏せ
而して
王とともに
樂しみてその
酒宴におもむけとハマンこの
事を
善としてその
木を
立しめたり
〔ルカ傳12章32節〕32 懼るな
小き
群よ、なんぢらに
御國を
賜ふことは、
汝らの
父󠄃の
御意󠄃なり。
from day to day
無し
lean
〔イザヤ書3章9節〕9 かれらの
面色はその
惡きことの
證をなし ソドムのごとくその
罪をあらはして
隱すことをせざるなり かれらの
靈魂はわざはひなるかな
自らその
惡の
報をとれり
〔エレミヤ記8章12節〕12 彼ら
憎むべき
事をなして
恥辱らる
然れど
毫も
恥ずまた
恥を
知らずこの
故に
彼らは
仆るる
者と
偕に
仆れんわが
彼らを
罰するときかれら
躓くべしとヱホバいひたまふ
〔ミカ書7章3節〕3 兩手は
惡を
善なすに
急󠄃がし
牧伯は
要󠄃求め
裁判󠄄人は
賄賂を
取り
力ある
人はその
心の
惡き
望󠄇を
言あらはし
斯共にその
惡をあざなひ
合す
my brother
〔レビ記18章9節〕9 汝の
姉妹すなはち
汝の
父󠄃の
女子と
汝の
母の
女子は
家に
生れたると
家外に
生れたるとによらず
凡てこれと
淫するなかれ
〔レビ記20章17節〕17 人もしその
姉妹すなはちその
父󠄃の
女子あるひは
母の
女子を
取りて
此は
彼の
陰所󠄃を
見彼は
此の
陰所󠄃を
見なば
是恥べき
事をなすなりその
民の
子孫の
前󠄃にてその
二人を
絕べし
彼その
姉妹と
淫したればその
罪を
任べきなり
ヨナダブかれにいひけるは床に臥て病と佯り汝の父󠄃の來りて汝を見る時これにいへ請󠄃ふわが妹タマルをして來りて我に食󠄃を予へしめわが見て彼の手より食󠄃ふことをうる樣にわが目のまへにて食󠄃物を調理しめよと
And Jonadab said unto him, Lay thee down on thy bed, and make thyself sick: and when thy father cometh to see thee, say unto him, I pray thee, let my sister Tamar come, and give me meat, and dress the meat in my sight, that I may see it, and eat it at her hand.
Lay thee
〔サムエル後書16章21節〕21 アヒトペル、アブサロムにいひけるは
爾の
父󠄃が
遺󠄃して
家を
守らしむる
妾等の
處に
入れ
然ばイスラエル
皆爾が
其父󠄃に
惡まるるを
聞ん
而して
爾とともにをる
總の
者の
手强くなるべしと~
(23) 當時アヒトペルが
謀れる
謀計は
神の
言に
問たるごとくなりきアヒトペルの
謀計は
皆ダビデとアブサロムとに
俱に
是のごとく
見えたりき 〔サムエル後書16章23節〕
〔サムエル後書17章1節〕1 時にアヒトペル、アブサロムにいひけるは
請󠄃ふ
我に一
萬二
千の
人を
擇み
出さしめよ
我起󠄃て
今夜ダビデの
後を
追󠄃ひ~
(4) 此言アブサロムの
目とイスラエルの
總の
長老の
目に
的當と
見えたり
〔サムエル後書17章4節〕
〔詩篇50章18節〕18 なんぢ
盜人をみれば
之をよしとし
姦淫をおこなふものの
伴󠄃侶となれり
〔詩篇50章19節〕19 なんぢその
口を
惡にわたす なんぢの
舌は
詭計をくみなせり
〔マルコ傳6章24節〕24 娘いでて
母にいふ『
何を
求むべきか』
母いふ『バプテスマのヨハネの
首を』
〔マルコ傳6章25節〕25 娘ただちに
急󠄃ぎて
王の
許に
入りきたり、
求めて
言ふ『ねがはくは、バプテスマのヨハネの
首を
盆󠄃に
載せて
速󠄃かに
賜はれ』
〔使徒行傳23章15節〕15 されば
汝等なほ
詳細に
訊べんとする
狀して、
彼を
汝らの
許に
連れ
下らすることを
議會とともに
千卒長に
訴へよ。
我等その
近󠄃くならぬ
間に
殺す
準備をなせり』
アムノンすなはち臥して病と佯りしが王の來りておのれを見る時アムノン王にいひけるは請󠄃ふ吾妹タマルをして來りてわが目のまへにて二の菓子を作へしめて我にかれの手より食󠄃ふことを得さしめよと
So Amnon lay down, and made himself sick: and when the king was come to see him, Amnon said unto the king, I pray thee, let Tamar my sister come, and make me a couple of cakes in my sight, that I may eat at her hand.
make me
〔創世記18章6節〕6 是においてアブラハム
天幕に
急󠄃ぎいりてサラの
許に
至りて
言けるは
速󠄃に
細麺三セヤを
取り
捏てパンを
作るべしと
〔マタイ傳13章33節〕33 また
他の
譬を
語りたまふ『
天國はパンだねのごとし、
女これを
取りて、
三斗の
粉の
中に
入るれば、
悉く
脹れいだすなり』
是においてダビデ、タマルの家にいひつかはしけるは汝の兄アムノンの家にゆきてかれのために食󠄃物を調理よと
Then David sent home to Tamar, saying, Go now to thy brother Amnon's house, and dress him meat.
タマル其兄アムノンの家にいたるにアムノンは臥し居たりタマル乃ち粉をとりて之を摶てかれの目のまへにて菓子を作へ其菓子を燒き
So Tamar went to her brother Amnon's house; and he was laid down. And she took flour, and kneaded it, and made cakes in his sight, and did bake the cakes.
flour
無し
she took
鍋を取て彼のまへに傾出たりしかれども彼食󠄃ふことを否めりしかしてアムノンいひけるは汝ら皆我を離れていでよと皆かれをはなれていでたり
And she took a pan, and poured them out before him; but he refused to eat. And Amnon said, Have out all men from me. And they went out every man from him.
And Ammon
〔創世記45章1節〕1 茲にヨセフその
側にたてる
人々のまへに
自ら
禁ぶあたはざるに
至りければ
人皆われを
離ていでよと
呼はれり
是をもてヨセフが
己を
兄弟にあかしたる
時一人も
之とともにたつものなかりき
〔士師記3章19節〕19 自らはギルガルの
傍なる
石像の
在る
所󠄃より
引き
回していひけるは
王よ
我爾に
吿ぐべき
密事ありと
王人拂を
命じたればその
旁に
立つものみな
出で
去りぬ
〔ヨハネ傳3章20節〕20 すべて
惡を
行ふ
者は
光をにくみて
光に
來らず、その
行爲の
責められざらん
爲なり。
And Amnon
〔創世記45章1節〕1 茲にヨセフその
側にたてる
人々のまへに
自ら
禁ぶあたはざるに
至りければ
人皆われを
離ていでよと
呼はれり
是をもてヨセフが
己を
兄弟にあかしたる
時一人も
之とともにたつものなかりき
〔士師記3章19節〕19 自らはギルガルの
傍なる
石像の
在る
所󠄃より
引き
回していひけるは
王よ
我爾に
吿ぐべき
密事ありと
王人拂を
命じたればその
旁に
立つものみな
出で
去りぬ
〔ヨハネ傳3章20節〕20 すべて
惡を
行ふ
者は
光をにくみて
光に
來らず、その
行爲の
責められざらん
爲なり。
アムノン、タマルにいひけるは食󠄃物を寢室に持きたれ我汝の手より食󠄃はんとタマル乃ち己の作りたる菓子を取りて寢室に持ゆきて其兄アムノンにいたる
And Amnon said unto Tamar, Bring the meat into the chamber, that I may eat of thine hand. And Tamar took the cakes which she had made, and brought them into the chamber to Amnon her brother.
タマル彼に食󠄃しめんとて近󠄃く持いたれる時彼タマルを執へて之にいひけるは妹よ來りて我と寢よ
And when she had brought them unto him to eat, he took hold of her, and said unto her, Come lie with me, my sister.
Come lie
〔創世記39章11節〕11 當時ヨセフその
職をなさんとて
家にいりしが
家の
人一箇もその
內にをらざりき
〔創世記39章12節〕12 時に
彼婦󠄃その
衣を
執て
我といねよといひければヨセフ
衣を
彼の
手に
棄おきて
外に
遁いでたり
タマルかれにいひける否兄上よ我を辱しむるなかれ是のごとき事はイスラエルに行はれず汝此愚なる事をなすべからず
And she answered him, Nay, my brother, do not force me; for no such thing ought to be done in Israel: do not thou this folly.
folly
〔創世記34章7節〕7 茲にヤコブの
子等野より
來りしが
之を
聞しかば
其人々憂へかつ
甚く
怒れり
是はシケムがヤコブの
女と
寢てイスラエルに
愚なる
事をなしたるに
因り
是のごとき
事はなすべからざる
者なればなり
〔士師記19章23節〕23 是に
於て
家の
主人なる
人かれらの
所󠄃にいでゆきてこれに
言けるは
否わが
兄弟よ
惡をなす
勿れ
此人すでにわが
家にいりたればこの
愚なる
事をなすなかれ
〔士師記20章6節〕6 我わが
妾をとらへてこれをたちわり
是をイスラエルの
產業なる
全󠄃地に
遣󠄃れり
是は
彼らイスラエルにおいて
淫事をなし
愚なる
事をなしたればなり
〔箴言5章22節〕22 惡者はおのれの
愆にとらへられ その
罪の
繩に
繋る
〔箴言5章23節〕23 彼は
訓誨なきによりて
死 その
多くの
愚なることに
由りて
亡ぶべし
〔箴言7章7節〕7 拙き
者のうち
幼弱󠄃者のうちに
一人の
智慧󠄄なき
者あるを
觀たり
force me
〔創世記34章2節〕2 その
國の
君主なるヒビ
人ハモルの
子シケムこれを
見て
之をひきいれこれと
寢てこれを
辱しむ
〔申命記22章29節〕29 これを
犯せる
男その
女の
父󠄃に
銀五十シケルを
與へて
之を
己の
妻とすべし
彼その
女を
辱しめたれば
一生これを
去るべからざるなり
no such thing ought
〔レビ記18章9節〕9 汝の
姉妹すなはち
汝の
父󠄃の
女子と
汝の
母の
女子は
家に
生れたると
家外に
生れたるとによらず
凡てこれと
淫するなかれ
〔レビ記18章11節〕11 汝の
父󠄃の
妻が
汝の
父󠄃によりて
產たる
女子は
汝の
姉妹なれば
之と
淫する
勿れ
〔レビ記20章17節〕17 人もしその
姉妹すなはちその
父󠄃の
女子あるひは
母の
女子を
取りて
此は
彼の
陰所󠄃を
見彼は
此の
陰所󠄃を
見なば
是恥べき
事をなすなりその
民の
子孫の
前󠄃にてその
二人を
絕べし
彼その
姉妹と
淫したればその
罪を
任べきなり
我は何處にわが恥辱を棄んか汝はイスラエルの愚人の一人となるべしされば請󠄃ふ王に語れ彼我を汝に予ざることなかるべしと
And I, whither shall I cause my shame to go? and as for thee, thou shalt be as one of the fools in Israel. Now therefore, I pray thee, speak unto the king; for he will not withhold me from thee.
Now therefore
〔創世記19章8節〕8 我に
未だ
男知ぬ
二人の
女あり
請󠄃ふ
我之を
携へ
出ん
爾等の
目に
善と
見ゆる
如く
之になせよ
唯此人等は
旣に
我家の
蔭に
入たれば
何をも
之になすなかれ
〔士師記19章24節〕24 我が
處女なる
女と
此人の
妾とあるにより
我これを
今つれいだすべければ
汝らかれらを
辱しめ
汝等の
好むところをこれに
爲せ
唯この
人には
斯る
愚なる
事を
爲すなかれと
然どもアムノン其言を聽ずしてタマルよりも力ありければタマルを辱しめてこれと偕に寢たりしが
Howbeit he would not hearken unto her voice: but, being stronger than she, forced her, and lay with her.
forced her
〔申命記22章25節〕25 然ど
男もし
人に
適󠄄の
約をなしし
女に
野にて
遇󠄃ひこれを
强て
犯すあらば
之を
犯しし
男のみを
殺すべし~
(27) 其は
男野にてこれに
遇󠄃たるが
故にその
人に
適󠄄の
約をなしし
女叫びたれども
拯ふ
者なかりしなり
〔申命記22章27節〕
〔士師記20章5節〕5 ギベアの
人起󠄃りたちて
我をせめ
夜の
間に
我がをる
家をとりかこみて
我を
殺さんと
企て
遂󠄅にわが
妾を
辱しめてこれを
死しめたれば
〔サムエル後書12章11節〕11 ヱホバ
斯いひたまふ
視よ
我汝の
家の
中より
汝の
上に
禍を
起󠄃すべし
我汝の
諸妻を
汝の
目のまへに
取て
汝の
隣人に
與へん
其人此日のまへにて
汝の
諸妻とともに
寢ん
〔エステル書7章8節〕8 王宮殿の
園より
歸りて
酒宴の
場にいたりしにエステルのをる
牀榻の
上にハマン
俯伏ゐたれば
王いひけるは
彼はまた
家の
內にてわが
前󠄃に
后を
辱しめんとするかと
此ことば
王の
口より
出るや
人々ハマンの
面をおほへり
遂󠄅にアムノン甚だ深くタマルを惡むにいたる其かれを惡む所󠄃の惡みはかれを戀ひたるところの戀よりも大なり即ちアムノンかれにいひけるは起󠄃て徃けよ
Then Amnon hated her exceedingly; so that the hatred wherewith he hated her was greater than the love wherewith he had loved her. And Amnon said unto her, Arise, be gone.
exceedingly
無し
hated her
〔エゼキエル書23章17節〕17 是に
於てバビロンの
人々彼の
許にきたりて
戀の
床に
就きその
淫行をもて
彼を
汚したりしが
彼らにその
身を
汚さるるにおよびて
彼その
心にかれらを
疎んず
かれアムノンにいひけるは我を返󠄄して此惡を作るなかれ是は汝がさきに我になしたる所󠄃の惡よりも大なりとしかれども聽いれず
And she said unto him, There is no cause: this evil in sending me away is greater than the other that thou didst unto me. But he would not hearken unto her.
其側に仕ふる少者を呼ていひけるは汝此女をわが許より遣󠄃りいだして其後に戶を楗せと
Then he called his servant that ministered unto him, and said, Put now this woman out from me, and bolt the door after her.
タマル振袖を着ゐたり王の女等の處女なるものは斯のごとき衣服󠄃をもて粧ひたりアムノンの侍者かれを外にいだして其後に戶を楗せり
And she had a garment of divers colours upon her: for with such robes were the king's daughters that were virgins apparelled. Then his servant brought her out, and bolted the door after her.
a garment
〔創世記37章3節〕3 ヨセフは
老年子なるが
故にイスラエルその
諸の
兄弟よりも
深くこれを
愛しこれがために
綵る
衣を
製れり
〔創世記37章32節〕32 その
綵る
衣を
父󠄃におくり
遣󠄃していひけるは
我等これを
得たりなんぢの
子の
衣なるや
否を
知れと
〔士師記5章30節〕30 かれら
獲ものしてこれを
分󠄃たざらんや
人ごとに
一人二人の
女子を
獲んシセラの
獲るものは
彩る
衣ならんその
獲る
者は
彩る
衣にして
文繍を
施せる
者ならん
即ち
彩りて
兩面に
文繍をほどこせる
衣をえてその
頸にまとはんと
〔詩篇45章13節〕13 王のむすめは
殿のうちにていとど
榮えかがやき そのころもは
金をもて
織なせり
〔詩篇45章14節〕14 かれは
鍼繍せる
衣をきて
王のもとにいざなはる
之にともなへる
處女もそのあとにしたがひて
汝のもとにみちびかれゆかん
タマル灰󠄃を其首に蒙り着たる振袖を裂き手を首にのせて呼はりつつ去ゆけり
And Tamar put ashes on her head, and rent her garment of divers colours that was on her, and laid her hand on her head, and went on crying.
laid her
〔エレミヤ記2章37節〕37 汝兩手を
頭に
置てかしこよりも
出去らんそはヱホバ
汝のたのむところの
者を
棄れば
汝彼等によりて
望󠄇を
遂󠄅ること
無るべければなり
put ashes
〔ヨシュア記7章6節〕6 斯りしかばヨシユア
衣を
裂きイスラエルの
長老等とともにヱホバの
櫃の
前󠄃にて
暮まで
地に
俯伏をり
首に
塵を
蒙れり
〔サムエル後書1章2節〕2 第三日に
及びて
一個の
人其衣を
裂き
頭に
土をかむりて
陣營より
即ちサウルの
所󠄃より
來りダビデの
許にいたり
地にふして
拜せり
〔ヨブ記2章12節〕12 目を
擧て
遙に
觀しに
其ヨブなるを
見識がたき
程なりければ
齊く
聲を
擧て
泣き
各おのれの
外衣を
裂き
天にむかひて
塵を
撒て
己の
頭の
上にちらし
其兄アブサロムかれにいひけるは汝の兄アムノン汝と偕に在しや然ど妹よ默せよ彼は汝の兄なり此事を心に留るなかれとかくてタマルは其兄アブサロムの家に凄しく住󠄃み居れり
And Absalom her brother said unto her, Hath Amnon thy brother been with thee? but hold now thy peace, my sister: he is thy brother; regard not this thing. So Tamar remained desolate in her brother Absalom's house.
Amnon
無し
but hold
〔箴言26章24節〕24 恨むる
者は
口唇をもて
自ら
飾󠄃れども
心の
衷には
虛僞をいだく
〔ロマ書12章19節〕19 愛する
者よ、
自ら
復讐すな、ただ《[*]》
神の
怒に
任せまつれ。
錄して『
主いひ
給ふ、
復讐するは
我にあり
我これに
報いん』とあり。[*或は「その怒るに任せよ」と譯す。]
desolate
〔創世記34章2節〕2 その
國の
君主なるヒビ
人ハモルの
子シケムこれを
見て
之をひきいれこれと
寢てこれを
辱しむ
〔創世記46章15節〕15 是等および
女子デナはレアがパダンアラムにてヤコブにうみたる
者なりその
男子女子あはせて三十三
人なりき
regard not
〔創世記34章2節〕2 その
國の
君主なるヒビ
人ハモルの
子シケムこれを
見て
之をひきいれこれと
寢てこれを
辱しむ
〔創世記46章15節〕15 是等および
女子デナはレアがパダンアラムにてヤコブにうみたる
者なりその
男子女子あはせて三十三
人なりき
ダビデ王是等の事を悉く聞て甚だ怒れり
But when king David heard of all these things, he was very wroth.
he was very wroth
〔創世記34章7節〕7 茲にヤコブの
子等野より
來りしが
之を
聞しかば
其人々憂へかつ
甚く
怒れり
是はシケムがヤコブの
女と
寢てイスラエルに
愚なる
事をなしたるに
因り
是のごとき
事はなすべからざる
者なればなり
〔サムエル前書2章22節〕22 ここにエリ
甚だ
老て
其子等がイスラエルの
人々になせし
諸の
事を
聞きまた
其集會の
幕屋の
門にいづる
婦󠄃人たちと
寢たるを
聞て~
(25) 人もし
人にむかひて
罪ををかさば
神之をさばかんされど
人もしヱホバに
向ひて
罪ををかさば
誰かこれがためにとりなしをなさんやとしかれども
其子父󠄃のことばを
聽ざりきそはヱホバかれらを
殺さんと
思ひたまへばなり 〔サムエル前書2章25節〕
〔サムエル前書2章29節〕29 なんぞわが
命ぜし
犧牲と
禮物を
汝の
家にてふみつくるや
何ぞ
我よりもなんぢの
子をたふとみわが
民イスラエルの
諸の
祭物の
最も
嘉きところをもて
己を
肥すや
〔サムエル後書3章28節〕28 其後ダビデ
聞ていひけるは
我と
我國はネルの
子アブネルの
血につきてヱホバのまへに
永く
罪あることなし
〔サムエル後書3章29節〕29 其罪はヨアブの
首と
其父󠄃の
全󠄃家に
歸せよねがはくはヨアブの
家には
白濁を
疾ものか
癩病人か
杖に
倚ものか
劍に
仆るものか
食󠄃物に
乏しき
者か
絕ゆることあらざれと
〔サムエル後書12章5節〕5 ダビデ
其人の
事を
大に
怒りてナタンにいひけるはヱホバは
生く
誠に
此をなしたる
人は
死べきなり
〔サムエル後書12章10節〕10 汝我を
輕んじてヘテ
人ウリヤの
妻をとり
汝の
妻となしたるに
因て
劍何時までも
汝の
家を
離るることなかるべし
〔詩篇101章8節〕8 われ
朝󠄃な
朝󠄃なこの
國のあしき
者をことごとく
滅し ヱホバの
邑より
不義をおこなふ
者をことごとく
絕除かん
アブサロムはアムノンにむかひて善も惡きも語ざりき其はアブサロム、アムノンを惡みたればたり是はかれがおのれの妹タマルを辱しめたるに由り
And Absalom spake unto his brother Amnon neither good nor bad: for Absalom hated Amnon, because he had forced his sister Tamar.
hated
〔レビ記19章17節〕17 汝心に
汝の
兄弟を
惡むべからず
必ず
汝の
鄰人を
勸戒むべし
彼の
故によりて
罪を
身にうくる
勿れ
〔レビ記19章18節〕18 汝仇をかへすべからず
汝の
民の
子孫に
對ひて
怨を
懷くべからず
己のごとく
汝の
鄰を
愛すべし
我はヱホバなり
〔箴言10章18節〕18 怨をかくす
者には
虛僞のくちびるあり
誹謗をいだす
者は
愚かなる
者なり
〔箴言26章24節〕24 恨むる
者は
口唇をもて
自ら
飾󠄃れども
心の
衷には
虛僞をいだく
〔箴言27章4節〕4 忿怒は
猛く
憤恨は
烈し されど
嫉妬の
前󠄃には
誰か
立ことをを
得ん~
(6) 愛する
者の
傷つくるは
眞實よりし
敵の
接吻するは
僞詐よりするなり 〔箴言27章6節〕
〔傳道之書7章9節〕9 汝氣を
急󠄃くして
怒るなかれ
怒は
愚なる
者の
胸にやどるなり
〔エペソ書4章26節〕26 汝ら
怒るとも
罪を
犯すな、
憤恚を
日の
入るまで
續くな。
〔エペソ書4章31節〕31 凡ての
苦・
憤恚・
怒・
喧噪・
誹謗、および
凡ての
惡意󠄃を
汝等より
棄てよ。
〔ヨハネ第一書3章15節〕15 おほよそ
兄弟を
憎む
者は
即ち
人を
殺す
者なり、
凡そ
人を
殺す
者の、その
內に
永遠󠄄の
生命なきを
汝らは
知る。
neither good
〔創世記24章50節〕50 ラバンとベトエル
答て
言けるは
此事はヱホバより
出づ
我等汝に
善惡を
言ふあたはず
〔創世記31章24節〕24 神夜の
夢にスリア
人ラバンに
臨みて
汝愼みて
善も
惡もヤコブに
道󠄃なかれと
之に
吿たまへり
〔創世記31章29節〕29 汝等に
害󠄅をくはふるの
能わが
手にあり
然ど
汝等の
父󠄃の
神昨夜我に
吿て
汝つゝしみて
善も
惡もヤコブに
語べからずといへり
spake
〔レビ記19章17節〕17 汝心に
汝の
兄弟を
惡むべからず
必ず
汝の
鄰人を
勸戒むべし
彼の
故によりて
罪を
身にうくる
勿れ
〔レビ記19章18節〕18 汝仇をかへすべからず
汝の
民の
子孫に
對ひて
怨を
懷くべからず
己のごとく
汝の
鄰を
愛すべし
我はヱホバなり
〔箴言25章9節〕9 なんぢ
鄰と
爭ふことあらば
只これと
爭へ
人の
密事を
洩すなかれ
〔マタイ傳18章15節〕15 もし
汝の
兄弟、
罪を
犯さば、
徃きてただ
彼とのみ、
相對して
諫めよ。もし
聽かば
其の
兄弟を
得たるなり。
全󠄃二年の後アブサロム、エフライムの邊なるバアルハゾルにて羊の毛を剪しめ居て王の諸子を悉く招けり
And it came to pass after two full years, that Absalom had sheepshearers in Baal-hazor, which is beside Ephraim: and Absalom invited all the king's sons.
A. M. 2974. B.C. 1030. sheep~shearers
〔創世記38章12節〕12 日かさなりて
後シュアの
女ユダの
妻死たりユダ
慰をいれてその
友アドラム
人ヒラとともにテムナにのぼりその
羊毛を
剪る
者の
所󠄃にいたる
〔創世記38章13節〕13 茲にタマルにつげて
視よなんぢの
舅はその
羊の
毛を
剪んとてテムナにのぼるといふ
者ありしかば
〔サムエル前書25章2節〕2 マオンに
一箇の
人あり
其所󠄃有はカルメルにあり
其人甚だ
大なる
者にして三
千の
羊と一
千の
山羊をもちしがカルメルにて
羊の
毛を
剪り
居たり
〔サムエル前書25章36節〕36 かくてアビガル、ナバルにいたりて
視にかれは
家に
酒宴を
設け
居たり
王の
酒宴のごとしナバルの
心これがために
樂みて
甚だしく
醉たればアビガル
多少をいはず
何をも
翌󠄃朝󠄃までかれにつげざりき
〔列王紀略下3章4節〕4 モアブの
王メシヤは
羊を
有つ
者にして十
萬の
羔と十
萬の
牡羊の
毛とをイスラエルの
王に
納󠄃めをりしが
〔歴代志略下26章10節〕10 また
荒野に
戌樓を
建て
許多の
水溜を
掘り
其は
家畜を
多く
有たればなり
亦平󠄃野にも
平󠄃地にも
家畜を
有り
又󠄂山々およびカルメルには
農夫と
葡萄を
修る
者を
有り
農事を
好みたればなり
invited
〔列王紀略上1章9節〕9 アドニヤ、エンロゲルの
近󠄃邊なるゾヘレテの
石の
傍にて
羊と
牛と
肥畜を
宰りて
王の
子なる
己の
兄弟および
王の
臣僕なるユダの
人を
盡く
請󠄃けり
〔列王紀略上1章19節〕19 彼は
牛と
肥畜と
羊を
饒く
宰りて
王の
諸子および
祭司アビヤタルと
軍の
長ヨアブを
招けりされど
汝の
僕ソロモンをば
招かざりき
〔列王紀略上1章25節〕25 彼は
今日下りて
牛と
肥畜と
羊を
饒く
宰りて
王の
諸子と
軍の
長等と
祭司アビヤタルを
招けりしかして
彼等はアドニヤのまへに
飮食󠄃してアドニヤ
王壽かれと
言ふ
sheep~shearers
〔創世記38章12節〕12 日かさなりて
後シュアの
女ユダの
妻死たりユダ
慰をいれてその
友アドラム
人ヒラとともにテムナにのぼりその
羊毛を
剪る
者の
所󠄃にいたる
〔創世記38章13節〕13 茲にタマルにつげて
視よなんぢの
舅はその
羊の
毛を
剪んとてテムナにのぼるといふ
者ありしかば
〔サムエル前書25章2節〕2 マオンに
一箇の
人あり
其所󠄃有はカルメルにあり
其人甚だ
大なる
者にして三
千の
羊と一
千の
山羊をもちしがカルメルにて
羊の
毛を
剪り
居たり
〔列王紀略下3章4節〕4 モアブの
王メシヤは
羊を
有つ
者にして十
萬の
羔と十
萬の
牡羊の
毛とをイスラエルの
王に
納󠄃めをりしが
〔歴代志略下26章10節〕10 また
荒野に
戌樓を
建て
許多の
水溜を
掘り
其は
家畜を
多く
有たればなり
亦平󠄃野にも
平󠄃地にも
家畜を
有り
又󠄂山々およびカルメルには
農夫と
葡萄を
修る
者を
有り
農事を
好みたればなり
アブサロム王の所󠄃にいりていひけるは視よ僕羊の毛を剪しめをるねがはくは王と王の僕等僕とともに來りたまへ
And Absalom came to the king, and said, Behold now, thy servant hath sheepshearers; let the king, I beseech thee, and his servants go with thy servant.
let the king
〔サムエル後書11章8節〕8 しかしてダビデ、ウリヤにいひけるは
汝の
家に
下りて
足を
洗へとウリヤ
王の
家を
出るに
王の
贈物其後に
從ひてきたる~
(15) ダビデ
其書に
書ていはく
汝らウリヤを
烈しき
戰の
先鉾にいだしてかれの
後より
退󠄃きて
彼をして
戰死せしめよ 〔サムエル後書11章15節〕
〔詩篇12章2節〕2 人はみな
虛僞をもてその
隣とあひかたり
滑なるくちびると
貳心とをもてものいふ
〔詩篇55章21節〕21 その
口はなめらかにして
乳󠄃酥のごとくなれどもその
心はたたかひなり その
言はあぶらに
勝󠄃りてやはらかなれどもぬきたる
劍にことならず
〔エレミヤ記41章6節〕6 ネタニヤの
子イシマエル、ミヅパよりいでて
哭きつつ
行て
彼らを
迎󠄃へ
彼等に
逢てアヒカムの
子ゲダリヤの
許に
來れといへり
〔エレミヤ記41章7節〕7 而して
彼ら
邑の
中に
入しときネタニヤの
子イシマエル
己と
偕にある
人々とともに
彼らを
殺してその
屍を
阱に
投いれたり
王アブサロムに云けるは否わが子よ我儕を皆いたらしむるなかれおそらくは汝の費を多くせんアブサロム、ダビデを强ふしかれどもダビデ徃ことを肯ぜずして彼を祝せり
And the king said to Absalom, Nay, my son, let us not all now go, lest we be chargeable unto thee. And he pressed him: howbeit he would not go, but blessed him.
blessed
〔ルツ記2章4節〕4 時にボアズ、ベテレヘムより
來り その
刈者等に
言ふ ねがはくはヱホバ
汝等とともに
在せと
彼等すなはち
答てねがはくはヱホバ
汝を
祝たまへといふ
〔サムエル後書14章22節〕22 ヨアブ
地に
伏し
拜し
王を
祝せりしかしてヨアブいひけるは
王わが
主よ
王僕の
言を
行ひたまへば
今日僕わが
爾に
惠るるを
知ると
pressed
〔創世記19章2節〕2 言けるは
我主よ
請󠄃ふ
僕の
家に
臨み
足を
濯󠄄ひて
宿りつとに
起󠄃て
途󠄃に
遄征たまへ
彼等言ふ
否我等は
街衢に
宿らんと
〔創世記19章3節〕3 然ど
固く
强ければ
遂󠄅に
彼の
所󠄃に
臨みて
其家に
入るロト
乃ち
彼等のために
筵を
設け
酵いれぬパンを
炊て
食󠄃はしめたり
〔士師記19章7節〕7 其人起󠄃て
去んとしけるに
外舅これを
强たれば
遂󠄅に
復其所󠄃に
宿り~
(10) 然るに
其人止宿ることを
肯はずして
起󠄃て
去りヱブスの
對面に
至れり
是はエルサレムなり
鞍おける
二の
驢馬彼とともにあり
妾も
彼とともなりき 〔士師記19章10節〕
〔ルカ傳14章23節〕23 主人、
僕に
言ふ「
道󠄃や
籬の
邊にゆき、
人々を
强ひて
連れきたり、
我が
家に
充たしめよ。
〔ルカ傳24章29節〕29 强ひて
止めて
言ふ『
我らと
共に
留れ、
時夕に
及びて、
日も
早や
暮れんとす』
乃ち
留らんとて
入りたまふ。
〔使徒行傳16章15節〕15 彼は
己も
家族もバプテスマを
受けてのち、
我らに
勸めて
言ふ『なんぢら
我を
主の
信者なりとせば、
我が
家に
來りて
留れ』
斯く
强ひて
我らを
留めたり。
アブサロムいひけるは若しからずば請󠄃ふわが兄アムノンをして我らとともに來らしめよ王かれにいひけるは彼なんぞ汝とともにゆくべけんやと
Then said Absalom, If not, I pray thee, let my brother Amnon go with us. And the king said unto him, Why should he go with thee?
let my brother
〔サムエル後書3章27節〕27 アブネル、ヘブロンに
返󠄄りしかばヨアブ
彼と
密に
語らんとてかれを
門の
內に
引きゆき
其處にてその
腹を
刺てこれを
殺し
己の
兄弟アサヘルの
血をむくいたり
〔サムエル後書11章13節〕13 ダビデかれを
召て
其まへに
食󠄃ひ
飮せしめダビデかれを
醉しめたり
晩にいたりて
彼出て
其床に
其主の
僕と
共に
寢たりされどおのれの
家にはくだりゆかざりき
~
(15) ダビデ
其書に
書ていはく
汝らウリヤを
烈しき
戰の
先鉾にいだしてかれの
後より
退󠄃きて
彼をして
戰死せしめよ 〔サムエル後書11章15節〕
〔サムエル後書20章9節〕9 ヨアブ、アマサにわが
兄弟よ
爾は
平󠄃康なるやといひて
右の
手をもてアマサの
鬚を
將て
彼に
接吻せんとせしが
〔詩篇55章21節〕21 その
口はなめらかにして
乳󠄃酥のごとくなれどもその
心はたたかひなり その
言はあぶらに
勝󠄃りてやはらかなれどもぬきたる
劍にことならず
されどアブサロムかれを强ければアムノンと王の諸子を皆アブサロムとともにゆかしめたり
But Absalom pressed him, that he let Amnon and all the king's sons go with him.
Absalom
〔箴言26章24節〕24 恨むる
者は
口唇をもて
自ら
飾󠄃れども
心の
衷には
虛僞をいだく~
(26) たとひ
虛僞をもてその
恨をかくすとも その
惡は
會集の
中に
顯はる 〔箴言26章26節〕
爰にアブサロム其少者等に命じていひけるは請󠄃ふ汝らアムノンの心の酒によりて樂む時を視すましてわが汝等にアムノンを擊てと言ふ時に彼を殺せ懼るるなかれ汝等に之を命じたるは我にあらずや汝ら勇しく武くなれと
Now Absalom had commanded his servants, saying, Mark ye now when Amnon's heart is merry with wine, and when I say unto you, Smite Amnon; then kill him, fear not: have not I commanded you? be courageous and be valiant.
commanded
〔出エジプト記1章16節〕16 いひけるは
汝等ヘブルの
婦󠄃女のために
收生をなす
時は
床の
上を
見てその
子若男子ならばこれを
殺せ
女子ならば
生しおくべしと
〔出エジプト記1章17節〕17 然に
產婆神を
畏れエジプト
王の
命ぜしごとく
爲ずして
男子をも
生しおけり
〔サムエル前書22章17節〕17 王旁にたてる
前󠄃驅の
人々にいひけるは
身をひるがへしてヱホバの
祭司を
殺せかれらもダビデと
力を
合するが
故またかれらダビデの
逃󠄄たるをしりて
我に
吿ざりし
故なりと
然ど
王の
僕手をいだしてヱホバの
祭司を
擊ことを
好まざれば
〔サムエル前書22章18節〕18 王ドエグにいふ
汝身をひるがへして
祭司をころせとエドミ
人ドエグ
乃ち
身をひるがへして
祭司をうち
其日布のエポデを
衣たる
者八十五
人をころせり
〔サムエル後書11章15節〕15 ダビデ
其書に
書ていはく
汝らウリヤを
烈しき
戰の
先鉾にいだしてかれの
後より
退󠄃きて
彼をして
戰死せしめよ
〔使徒行傳5章29節〕29 ペテロ
及び
他の
使徒たち
答へて
言ふ『
人に
從はんよりは
神に
從ふべきなり。
fear not
〔民數紀略22章16節〕16 彼らバラムに
詣りて
之に
言けるはチッポルの
子バラクかく
言ふ
願くは
汝何の
障碍をも
顧󠄃みずして
我に
來れ
〔民數紀略22章17節〕17 我汝をして
甚だ
大なる
尊󠄅榮を
得させん
汝が
我に
言ところは
凡て
我これを
爲べし
然ば
願くは
來りて
我ためにこの
民を
詛へ
〔サムエル前書28章10節〕10 サウル、ヱホバを
指てかれに
誓ひいひけるはヱホバは
生く
此事のためになんぢ
罪にあふことあらじ
〔サムエル前書28章13節〕13 王かれにいひけるは
恐るるなかれ
爾なにを
見しや
婦󠄃サウルにいひけるは
我神の
地よりのぼるを
見たり
have not I
〔ヨシュア記1章9節〕9 我なんぢに
命ぜしにあらずや
心を
强くしかつ
勇め
汝の
凡て
徃く
處にて
汝の
神ヱホバ
偕に
在せば
懼るゝ
勿れ
戰慄なかれ
heart is merry
〔創世記9章21節〕21 葡萄酒を
飮て
醉天幕の
中にありて
裸になれり
〔創世記19章32節〕32 然ば
我等父󠄃に
酒を
飮せて
與に
寢ね
父󠄃に
由て
子を
得んと~
(35) 乃ち
其夜も
亦父󠄃に
酒をのませ
季女起󠄃て
父󠄃と
與に
寢たりロトまた
女の
起󠄃臥を
知ざりき 〔創世記19章35節〕
〔士師記19章6節〕6 二人すなはち
坐りて
共に
食󠄃飮しけるが
女の
父󠄃その
人にいひけるは
請󠄃ふ
幸に
今一夜を
明し
汝の
心を
樂ましめよと
〔士師記19章9節〕9 其人つひに
妾および
僕とともに
去んとて
起󠄃あがりければ
女の
父󠄃彼に
言ふ
視よ
今は
日暮なんとす
請󠄃ふ
今一夜を
明されよ
視よ
日昃たり
汝此にやどりて
汝の
心をたのしませ
明日蚤く
起󠄃て
出たち
汝の
家にいたれよと
〔士師記19章22節〕22 その
心を
樂ませをる
時にあたりて
邑の
人々の
邪なる
者その
家をとりかこみ
戶を
打たたきて
家の
主人なる
老人に
言ふ
汝の
家にきたれる
人をひき
出せ
我らこれを
犯さんと
〔ルツ記3章7節〕7 偖ボアズは
食󠄃飮をなしてその
心をたのしませ
徃て
麥を
積る
所󠄃の
傍に
臥す
是に
於て
彼潜にゆきその
足を
掀開て
其處に
臥す
〔サムエル前書25章36節〕36 かくてアビガル、ナバルにいたりて
視にかれは
家に
酒宴を
設け
居たり
王の
酒宴のごとしナバルの
心これがために
樂みて
甚だしく
醉たればアビガル
多少をいはず
何をも
翌󠄃朝󠄃までかれにつげざりき~
(38) 十日ばかりありてヱホバ、ナバルを
擊ちたまひければ
死り
〔サムエル前書25章38節〕
〔サムエル後書11章13節〕13 ダビデかれを
召て
其まへに
食󠄃ひ
飮せしめダビデかれを
醉しめたり
晩にいたりて
彼出て
其床に
其主の
僕と
共に
寢たりされどおのれの
家にはくだりゆかざりき
〔列王紀略上20章16節〕16 彼等日中出たちたりしがベネハダデは
天幕にて
王等即ち
己を
助る三十二
人の
王等とともに
飮て
醉居たり
〔エステル書1章10節〕10 第七日にアハシユエロス
王酒のために
心樂み
王の
前󠄃に
事ふる七
人の
侍從メホマン、ビスタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、セタルおよびカルカスに
命じ
〔詩篇104章15節〕15 人のこころを
歡ばしむる
葡萄酒 ひとの
顏をつややかならしむるあぶら
人のこころを
强からしむる
糧どもなり
〔傳道之書9章7節〕7 汝徃て
喜悅をもて
汝のパンを
食󠄃ひ
樂き
心をも
汝の
酒を
飮め
其は
神久しく
汝の
行爲を
嘉納󠄃たまへばなり
〔傳道之書10章19節〕19 食󠄃事をもて
笑ひ
喜ぶの
物となし
酒をもて
快樂を
取れり
銀子は
何事にも
應ずるなり
〔ダニエル書5章2節〕2 酒の
進󠄃むにいたりてベルシヤザルはその
父󠄃ネブカデネザルがヱルサレムの
宮より
取きたりし
金銀の
器を
携へいたれと
命ぜり
是王とその
大臣および
王の
妻妾等みな
之をもて
酒を
飮んとてなりき~
(6) 是において
王の
愉快なる
顏色は
變りその
心は
思ひなやみて
安からず
腿の
關節󠄄はゆるみ
膝はあひ
擊り 〔ダニエル書5章6節〕
〔ナホム書1章10節〕10 彼等むすびからまれる
荊棘のごとくなるとも
酒に
浸りをるとも
乾ける
藁のごとくに
焚つくさるべし
〔ルカ傳21章34節〕34 汝等みづから
心せよ、
恐らくは
飮食󠄃にふけり、
世の
煩勞にまとはれて
心鈍り、
思ひがけぬ
時、かの
日羂のごとく
來らん。
valiant
アブサロムの少者等アブサロムの命ぜしごとくアムノンになしければ王の諸子皆起󠄃て各其騾馬に乘て逃󠄄たり
And the servants of Absalom did unto Amnon as Absalom had commanded. Then all the king's sons arose, and every man gat him up upon his mule, and fled.
gat him up
無し
mule
〔創世記36章24節〕24 ヂベオンの
子は
左のごとし
即ちアヤとアナ
此アナその
父󠄃ヂベオンの
驢馬を
牧をりし
時曠野にて
溫泉を
發見り
〔レビ記19章19節〕19 汝らわが
條例を
守るべし
汝の
家畜をして
異類と
交らしむべからず
異類の
種をまぜて
汝の
田野に
播べからず
麻󠄃と
毛をまじへたる
衣服󠄃を
身につくべからず
〔サムエル後書18章9節〕9 爰にアブサロム、ダビデの
臣僕に
行き
遭󠄃り
時にアブサロム
騾馬に
乘居たりしが
騾馬大なる
橡樹の
繁き
枝の
下を
過󠄃ければアブサロムの
頭其橡に
繋りて
彼天地のあひだにあがれり
騾馬はかれの
下より
行過󠄃たり
〔列王紀略上1章33節〕33 王彼等にいひけるは
汝等の
主の
臣僕を
伴󠄃ひわが
子ソロモンをわが
身の
騾に
乘せ
彼をギホンに
導󠄃き
下り
servants
〔サムエル前書22章18節〕18 王ドエグにいふ
汝身をひるがへして
祭司をころせとエドミ
人ドエグ
乃ち
身をひるがへして
祭司をうち
其日布のエポデを
衣たる
者八十五
人をころせり
〔サムエル前書22章19節〕19 かれまた
刃󠄃を
以て
祭司の
邑ノブを
擊ち
刃󠄃をもて
男女童稚嬰孩牛驢馬羊を
殺せり
〔列王紀略上21章11節〕11 其邑の
人即ち
其邑に
住󠄃る
長老および
貴き
人等イゼベルが
己に
言つかはしたる
如く
即ち
彼が
己に
遣󠄃りたる
書に
書したる
如く
爲り~
(13) 時に
二人の
邪なる
人入來りて
其前󠄃に
坐し
其邪なる
人民のまへにてナボテに
對て
證をなして
言ふナボテ
神と
王を
詛ひたりと
人衆彼を
邑の
外に
曵出し
石にて
之を
擊て
死しめたり 〔列王紀略上21章13節〕
〔列王紀略下1章9節〕9 是に
於て
王五十
人の
長とその五十
人をエリヤの
所󠄃に
遣󠄃はせり
彼エリヤの
所󠄃に
上りゆくに
視よエリヤは
山の
嶺に
坐し
居たりかれエリヤにいひけるは
神の
人よ
王いひたまふ
下るべし~
(12) エリヤ
答て
彼にいひけるはわれもし
神の
人たらば
火天より
降りて
爾となんぢの五十
人を
燒盡すべしと
神の
火すなはち
天より
降りてかれとその五十
人を
燒盡せり 〔列王紀略下1章12節〕
〔ミカ書7章3節〕3 兩手は
惡を
善なすに
急󠄃がし
牧伯は
要󠄃求め
裁判󠄄人は
賄賂を
取り
力ある
人はその
心の
惡き
望󠄇を
言あらはし
斯共にその
惡をあざなひ
合す
彼等が路にある時風聞ダビデにいたりていはくアブサロム王の諸子を悉く殺して一人も遺󠄃るものなしと
And it came to pass, while they were in the way, that tidings came to David, saying, Absalom hath slain all the king's sons, and there is not one of them left.
王乃ち起󠄃ち其衣を裂きて地に臥す其臣僕皆衣を裂て其傍にたてり
Then the king arose, and tare his garments, and lay on the earth; and all his servants stood by with their clothes rent.
all his servants
〔サムエル後書1章11節〕11 是においてダビデおのれの
衣を
執てこれを
裂けりまた
彼とともにある
者も
皆しかせり
〔サムエル後書3章31節〕31 ダビデ、ヨアブおよびおのれとともにある
民にいひけるは
汝らの
衣服󠄃を
裂き
麻󠄃の
衣を
著てアブネルのために
哀哭くべしとダビデ
王其棺にしたがふ
arose
〔創世記37章29節〕29 茲にルベンかへりて
阱にいたり
見しにヨセフ
阱にをらざりしかばその
衣を
裂き
〔創世記37章34節〕34 ヤコブその
衣を
裂き
麻󠄃布を
腰にまとひ
久くその
子のためになげけり
〔ヨシュア記7章6節〕6 斯りしかばヨシユア
衣を
裂きイスラエルの
長老等とともにヱホバの
櫃の
前󠄃にて
暮まで
地に
俯伏をり
首に
塵を
蒙れり
〔サムエル後書12章16節〕16 ダビデ
其子のために
神に
乞求む
即ちダビデ
斷食󠄃して
入り
終󠄃夜地に
臥したり
〔ヨブ記1章20節〕20 是においてヨブ
起󠄃あがり
外衣を
裂き
髮を
斬り
地に
伏して
拜し
ダビデの兄弟シメアの子ヨナダブ答へていひけるは吾主よ王の御子等なる少年を皆殺したりと思たまふなかれアムノン獨り死るのみ彼がアブサロムの妹タマルを辱かしめたる日よりアブサロム此事をさだめおきたるなり
And Jonadab, the son of Shimeah David's brother, answered and said, Let not my lord suppose that they have slain all the young men the king's sons; for Amnon only is dead: for by the appointment of Absalom this hath been determined from the day that he forced his sister Tamar.
David's brother
無し
Jonadab
〔サムエル後書13章3節〕3 然るにアムノンに
一人の
朋友ありダビデの
兄弟シメアの
子にして
其名をヨナダブといふヨナダブに
甚だ
有智き
人なり~
(5) ヨナダブかれにいひけるは
床に
臥て
病と
佯り
汝の
父󠄃の
來りて
汝を
見る
時これにいへ
請󠄃ふわが
妹タマルをして
來りて
我に
食󠄃を
予へしめわが
見て
彼の
手より
食󠄃ふことをうる
樣にわが
目のまへにて
食󠄃物を
調理しめよと 〔サムエル後書13章5節〕
Shimeah
appointment
〔創世記27章41節〕41 エサウ
父󠄃のヤコブを
祝したる
其祝の
爲にヤコブを
惡めり
即ちエサウ
心に
謂けるは
父󠄃の
喪の
日近󠄃ければ
其時我弟ヤコブを
殺さんと
〔詩篇7章14節〕14 視よその
人はよこしまを
產んとしてくるしむ
殘害󠄅をはらみ
虛僞をうむなり
〔箴言24章11節〕11 なんぢ
死地に
曵れゆく
者を
拯へ
滅亡によろめきゆく
者をすくはざる
勿れ
〔箴言24章12節〕12 汝われら
之を
知らずといふとも
心をはかる
者これを
曉らざらんや
汝の
靈魂をまもる
者これを
知ざらんや
彼はおのおのの
行爲によりて
人に
報ゆべし
determined
〔創世記27章41節〕41 エサウ
父󠄃のヤコブを
祝したる
其祝の
爲にヤコブを
惡めり
即ちエサウ
心に
謂けるは
父󠄃の
喪の
日近󠄃ければ
其時我弟ヤコブを
殺さんと
〔詩篇7章14節〕14 視よその
人はよこしまを
產んとしてくるしむ
殘害󠄅をはらみ
虛僞をうむなり
〔箴言24章11節〕11 なんぢ
死地に
曵れゆく
者を
拯へ
滅亡によろめきゆく
者をすくはざる
勿れ
〔箴言24章12節〕12 汝われら
之を
知らずといふとも
心をはかる
者これを
曉らざらんや
汝の
靈魂をまもる
者これを
知ざらんや
彼はおのおのの
行爲によりて
人に
報ゆべし
されば吾主王よ王の御子等皆死りといひて此事をおもひ煩ひたまふなかれアムノン獨死たるなればなりと
Now therefore let not my lord the king take the thing to his heart, to think that all the king's sons are dead: for Amnon only is dead.
let not my lord
〔サムエル後書19章19節〕19 王にいひけるはわが
主よねがはくは
罪を
我に
歸するなかれまた
王わが
主のエルサレムより
出たまへる
日に
僕が
爲たる
惡き
事を
記憶えたまふなかれねがはくは
王これを
心に
置たまふなかれ
斯てアブサロムは逃󠄄れたり爰に守望󠄇ゐたる少者目をあげて視たるに視よ山の傍よりして己の後の道󠄃より多くの人來れり
But Absalom fled. And the young man that kept the watch lifted up his eyes, and looked, and, behold, there came much people by the way of the hill side behind him.
Absalom fled
〔創世記4章8節〕8 カイン
其弟アベルに
語りぬ
彼等野にをりける
時カイン
其弟アベルに
起󠄃かゝりて
之を
殺せり
~
(14) 視よ
汝今日斯地の
面より
我を
逐󠄃出したまふ
我汝の
面を
觀󠇯ることなきにいたらん
我地に
吟行ふ
流離子とならん
凡そ
我に
遇󠄃ふ
者我を
殺さん 〔創世記4章14節〕
〔箴言28章17節〕17 人を
殺してその
血を
心に
負󠄅ふ
者は
墓に
奔るなり
人これを
阻むること
勿れ
〔アモス書5章19節〕19 人獅子の
前󠄃を
逃󠄄れて
熊に
遇󠄃ひ
又󠄂家にいりてその
手を
壁に
附て
蛇に
咬るるに
宛も
似たり
ヨナダブ王にいひけるは視よ王の御子等來る僕のいへるがごとくしかりと
And Jonadab said unto the king, Behold, the king's sons come: as thy servant said, so it is.
as thy servant said
彼語ることを終󠄃し時視よ王の子等來り聲をあげて哭り王と其僕等も皆大に甚く哭り
And it came to pass, as soon as he had made an end of speaking, that, behold, the king's sons came, and lifted up their voice and wept: and the king also and all his servants wept very sore.
very sore
〔サムエル後書12章21節〕21 僕等彼にいひけるは
此の
汝がなせる
所󠄃は
何事なるや
汝子の
生るあひだはこれがために
斷食󠄃して
哭きながら
子の
死る
時に
汝は
起󠄃て
食󠄃を
爲すと
〔サムエル後書13章15節〕15 遂󠄅にアムノン
甚だ
深くタマルを
惡むにいたる
其かれを
惡む
所󠄃の
惡みはかれを
戀ひたるところの
戀よりも
大なり
即ちアムノンかれにいひけるは
起󠄃て
徃けよ
〔サムエル後書18章33節〕33 王大に
感み
門の
樓にのぼりて
哭り
彼行ながらかくいへりわが
子アブサロムよわが
子わが
子アブサロムよ
鳴呼われ
汝に
代りて
死たらん
者をアブサロムわが
子よわが
子よ
偖アブサロムは逃󠄄てゲシユルの王アミホデの子タルマイにいたるダビデは日々其子のために悲めり
But Absalom fled, and went to Talmai, the son of Ammihud, king of Geshur. And David mourned for his son every day.
Absalom fled
無し
Ammihud
無し
Talmai
〔サムエル後書3章3節〕3 其次はギレアブといひてカルメル
人ナバルの
妻なりしアビガルより
生る
第三はアブサロムといひてゲシユルの
王タルマイの
女子マアカの
子なり
〔歴代志略上3章2節〕2 その三はアブサロムといひてゲシユルの
王タルマイの
女マアカの
生る
子其四はアドニヤといひてハギテの
生る
子なり
アブサロム逃󠄄てゲシユルにゆき三年彼處に居たり
So Absalom fled, and went to Geshur, and was there three years.
A. M. 2974~2977. B.C. 1030~1027. Geshur
〔申命記3章14節〕14 マナセの
子ヤイルはアルゴブの
全󠄃地を
取てゲシユルの
境界とマアカの
境界にまで
至り
自分󠄃の
名にしたがひてバシヤンをハヲテヤイルと
名けたりその
名今日にいたる
〔ヨシュア記12章5節〕5 ヘルモン
山サレカおよびバシヤンの
全󠄃土よりしてゲシユリ
人マアカ
人およびギレアデの
半󠄃を
治めてヘシボンの
王シホンと
境を
接ふ
〔サムエル後書14章32節〕32 アブサロム、ヨアブにいひけるは
我人を
爾に
遣󠄃はして
此に
來れ
我爾を
王につかはさんと
言り
即ち
爾をして
王に
我何のためにゲシユルよりきたりしや
彼處に
尙あらば
我ためには
反て
善しと
言しめんとせり
然ば
我今王の
面を
見ん
若し
我に
罪あらば
王我を
殺すべし
〔サムエル後書15章8節〕8 其は
僕スリアのゲシユルに
居し
時願を
立て
若しヱホバ
誠に
我をエルサレムに
携歸りたまはば
我ヱホバに
事へんと
言たればなりと
Geshur
〔申命記3章14節〕14 マナセの
子ヤイルはアルゴブの
全󠄃地を
取てゲシユルの
境界とマアカの
境界にまで
至り
自分󠄃の
名にしたがひてバシヤンをハヲテヤイルと
名けたりその
名今日にいたる
〔ヨシュア記12章5節〕5 ヘルモン
山サレカおよびバシヤンの
全󠄃土よりしてゲシユリ
人マアカ
人およびギレアデの
半󠄃を
治めてヘシボンの
王シホンと
境を
接ふ
〔サムエル後書14章32節〕32 アブサロム、ヨアブにいひけるは
我人を
爾に
遣󠄃はして
此に
來れ
我爾を
王につかはさんと
言り
即ち
爾をして
王に
我何のためにゲシユルよりきたりしや
彼處に
尙あらば
我ためには
反て
善しと
言しめんとせり
然ば
我今王の
面を
見ん
若し
我に
罪あらば
王我を
殺すべし
〔サムエル後書15章8節〕8 其は
僕スリアのゲシユルに
居し
時願を
立て
若しヱホバ
誠に
我をエルサレムに
携歸りたまはば
我ヱホバに
事へんと
言たればなりと
ダビデ王アブサロムに逢んと思ひ煩らふ其はアムノンは死たるによりてダビデかれの事はあきらめたればなり
And the soul of king David longed to go forth unto Absalom: for he was comforted concerning Amnon, seeing he was dead.
comforted
〔創世記24章67節〕67 イサク、リベカを
其母サラの
天幕に
携至りリベカを
娶りて
其妻となしてこれを
愛したりイサクは
母にわかれて
後茲に
慰籍を
得たり
〔創世記37章35節〕35 その
子女みな
起󠄃てかれを
慰むれどもその
慰謝をうけずして
我は
哀きつゝ
陰府にくだりて
我子のもとにゆかんといふ
斯その
父󠄃かれのために
哭ぬ
〔創世記38章12節〕12 日かさなりて
後シュアの
女ユダの
妻死たりユダ
慰をいれてその
友アドラム
人ヒラとともにテムナにのぼりその
羊毛を
剪る
者の
所󠄃にいたる
〔サムエル後書12章23節〕23 されど
今死たれば
我なんぞ
斷食󠄃すべけんや
我再びかれをかへらしむるを
得んや
我かれの
所󠄃に
徃べけれど
彼は
我の
所󠄃にかへらざるべし
longed
〔詩篇84章2節〕2 わが
靈魂はたえいるばかりにヱホバの
大庭をしたひ わが
心わが
身はいける
神にむかひて
呼ふ
〔詩篇119章20節〕20 斷るときなくなんぢの
審判󠄄をしたふが
故にわが
靈魂はくだくるなり
the soul of
〔創世記31章30節〕30 汝今父󠄃の
家を
甚く
戀て
歸んと
願ふは
善れども
何ぞわが
神を
竊みたるや
〔申命記28章32節〕32 汝の
男子と
汝の
女子は
他邦の
民の
有とならん
汝は
終󠄃日これを
慕ひ
望󠄇みて
目を
喪ふに
至らん
汝の
手には
何の
力もあらじ
〔ピリピ書2章26節〕26 彼は
汝等すべての
者を
戀ひしたひ、
又󠄂おのが
病みたることの
汝らに
聞えしを
以て
悲しみ
居るに
因りてなり。